No.A1818 2008/07/29
【種類:植え替え方法の質問/植え替えの時期について】 |
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ひろみ さんから
こんにちは。
度々の相談で恐縮です。
捨てられている蘭を見ると、気になって仕方ないという癖がついてしまって、また持ち帰ってしまいました。
母には、ちゃんと世話出来る範囲にとめておきなさい!と釘をさされております。。。
さて、写真の蘭がそれです。
ポリポットなし ミズゴケ植えで直接鉢に入れられているようです。
鉢は高さがあるので、下には発泡スチロールが隠れていると思われます。
我が家にあるプレサブで植え替えをしたいと思うのですが、真夏に植え替えはNGとのこと。
この状態のまま管理し、9月くらいまで待っていていいでしょうか?
どうぞ宜しくお願いします。m(_ _)m
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ひろしさん こたえ>
ひろみさんこんにちは、
捨て猫を拾ってくるよりはマシかと思いますが、、、拙宅のネコは五匹になってしまいました。
ポリポットから抜かれてミズゴケの根鉢だけが化粧鉢に納められているのは昔からのパターンです。
根鉢のミズゴケが傷んでいなければ、その周りを薄くミズゴケでくるんで半周り大きな素焼き鉢に納めることであれば時期を問わず出来ますから、今でもしていただいたほうが良いです。
ミズゴケの傷みが酷くて替えなければならない場合、根鉢はやや乾かしぎみで葉水を主に夏越しさせ、9月になってから植え替えましょう
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早速のお返事、有難うございます。
ミズゴケ蘭の管理は初めてで少々不安ですが、出来れば素焼き鉢に植え替えてあげたほうが良いということですね。
化粧鉢には2〜3株が寄せ植えされているようです。
ミズゴケに馴染みがないため、痛みが酷いか酷くないかの判断が難しいところです。。。
なにか目安みたいなものはありますか?
表面のミズゴケはきれいに見えていますが、化粧鉢から出したら以外に痛んでいたりして・・・みたいな場合は、予定変更で再度化粧鉢に戻して管理、ということになっても大丈夫でしょうか?
我が家も家族全員が動物好きで、犬・猫・鳥と常に何かを飼っている状態です。
(今はインコのピーちゃんだけで、ちょっと寂しいです・・・ひろしさんが羨ましい。)
猫も7匹まで増えたことがあったので、ひろしさんの大変さはよく分かります!
でも可愛いですよね♪
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ひろしさん こたえ>
表面のミズゴケは化粧ですから新しいものを使っていると思います。問題は根鉢の中のミズゴケですが、化粧鉢から引き出して確認することは、根鉢はけっこうしっかりしていると思いますから、OKと思います。匂いが悪かったり(腐敗臭)色が黒ずんでいたりしたら九月までなんとか持たせた上で、根鉢を崩してミズゴケを除去し慣れたプレサブで植え替えればよろしいでしょう。
拙宅のネコは皆に可愛がられているので可愛いですよ。
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どうも有難うございました。m(_
_)m
一度化粧鉢から引き出して、中の様子を確認してみようと思います!
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ひろしさんへ
葉っぱが元気に見えたのを良いことに、ちょっと時間をおいてしまいました。
鉢から抜いたところ、葉っぱがポロリととれました。
写真がその葉で、黒い部分が気になっています。
下の写真は葉のとれた部分です。
根も少し痛んでいるように見えます。
この状態の株では、素焼き鉢にミズゴケを足して入れた方が良いですか?
なんとか9月までこの状態で管理して、痛んだ根をカットした上でプレサブで植え替えた方が良いですか?
度々の質問で呆れられているかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
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もう1枚の写真です。
嫌な臭いはないようなのですが・・・
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ひろしさん こたえ>
おや、これは私も油断でした。
ことは緊急を要します。このまま持たせようとすると死なせてしまうと思います。適期でないと言ってられません。ミズゴケを全部取り去って一度Mダイファーの800倍液、またはオーソサイドの1000倍液に5分ほど漬けて消毒、そのご一週間ほど陰干ししてください。
その後異常がなければ手馴れたプレサブで植え込めばよろしいでしょう。
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早速のお返事、有り難うございます。
本日慌ててオーソサイドを購入し、消毒しました。
初めての消毒で、劇薬のようなおどろおどろしい「使用上の注意」にこわごわではありましたが…
元気な外見に安心して、長い間おいてしまったのがいけなかったんですね。。。
反省しきりです。
なんとか回復してくれますように(;;)
また報告させて頂きますので、ご指導どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m
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ひろしさん こたえ>
ご指摘のように残りの根は十分とはいえないようにも思います。殺菌処理の陰干しで生き根と死んだ根は明瞭と思いますので、死んだ根は切り落としてください。残った元気の良い根が5本以上あれば通常に植えつけてかまいません。
あとは葉水を励行して株の消耗を少しでも減らすことです。
死んだ根の死んだ部分だけを切り落とすのであれば既に陰干ししていますし、水遣り制限は不要です。
生きた根が少なければ、穴あきポリ袋に入院ということになります。
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