No.K445 08/04/12
【種類:花芽の相談/咲きました!!!】 |
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やっと咲きましたよ。先日投稿したものとは別の胡蝶蘭ですが。。
ピンクの蘭は初めてなのでうれしーーーーーい。 昨年、こちらで頂きました胡蝶蘭は3鉢が花芽をつけました。
1、先日の写真のもの。
2、今日咲かせてくれた鉢。
3、2と同時期に花芽は出始めたがまだまだ成長中の鉢。
1は残念ながらつぼみのままで花は咲かないかな??1つは落ちてしまい、残りの2個も咲きそうにありません。これは原因は湿度不足です。たぶん。。
その他の鉢、5鉢についての質問です。 ポリポットにバークで育てています。
冬場も衣装ケースの中に入れて最低13度、最高22度くらいでこの冬は越せました。湿度は朝起きて衣装ケースの蓋を開けても葉っぱはしっとり濡れているので十分だと思います。
こちらで頂いた鉢以外の胡蝶蘭は素焼き鉢の水苔植え、水遣りの違いに戸惑いながらも何とか冬越ししましたのでバークでも育てられそうな気もしているのですが。。
実を言うと素焼きの鉢、水苔植えの方が家のは元気が無いんですよ。植え替えの時の根っこが無いものや葉っぱもスジだらけになったようなものばかりでしたから、その当時からしたら元気はいいのですが。
素焼きの鉢に植え替えかポリポットのままか迷っているのです。
この冬花芽の付かなかったものを植え替えしようと考えています。 ひろしさんどう思われますか?
もう一枚。ポリポットにバーク植えのもの衣装ケースの中の今朝の様子です。
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ひろしさん こたえ>
開花おめどとうございます。 手をかけたかいがありましたね。
つぼみのまましぼんでしまったものは衣装ケースに収めてなかったものでしょうか?
花芽が出来てから環境を変えれば湿度云々より環境変化のストレスで開花できないことはあります。おき場所を変える場合は第二花が開花してからくらいが安全です。
「素焼き鉢にミズゴケ植えのものの生育が悪い」のはやはり水遣りタイミングの差でしょうね。低温時にはバークよりは乾きが遅いですから、同じタイミングで水遣りすると根ぐされを起しやすいですね。葉がすじだらけになるのは、水不足ですが、その水不足が根の不調であるばあいは多いですね。
私はすべての株を素焼鉢にミズゴケで植えてまして水遣りは夏も冬も週一回で足らしているので根ぐされを経験したことは無いのですが、、、。
前ピー子さんのことですから、これはとうにご存知のこととは思いますが、、、ホームセンターなどで「素焼き鉢」というと「駄温鉢」を出される場合がありますが、これはぜんぜん別物で、縁に釉薬がかかっているだけでなく焼成温度が高いので透水性は全くありません。化粧鉢と同じです。これにミズゴケで植えられると、まず水の持ちすぎで根ぐされします。「ミズゴケで植えると根ぐされしやすい」話のもとはほとんどこれでないかと思ったりしてるんですがね。
私も本欄とまた別な欄でも相談にお答えしているのですが、これまで駄温鉢にミズゴケで植えられているかたがたくさんいらっしゃるのに驚いたものです。
二枚目の画像の葉はいきいきしていますね。湿度も十分すぎるほどかもしれません。 そろそろ外気温も上がって、移動性の高気圧と気圧の谷と交互に来るようになると湿度も高まりますから手を抜ける時期ではないかと思うのですが?
でもその管理方法を変えるときのギャップで蕾がしぼんだりしますので徐々に、、、というのが大変かもしれませんね。
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さすがひろしさん。ご指摘のとおり最初につぼみが付いたものは大きい株で、花茎が大きくなった時点で衣装ケースの蓋が閉まらなくなったので、衣装ケースから出して素焼き鉢に植えている胡蝶蘭、デンドロ、カトレアなどのいらっしゃるビニールのハウスに移動したんです。
ここで水遣りのタイミングが合わなくなったのです。いつもこんな感じでしたからだいじょうぶだろうと素人の浅はかな考えでした。
このこともあって、ポリポットではなく素焼きの鉢に植え替えようかと思ったわけです。
我が家の夏場は高温。室内は昨年38度の日が続きました。蘭は素焼きの鉢にハンガーで吊り下げて小型の扇風機を回して、素焼きの鉢に水苔で植えているのですが、水遣りの後色が変わりますよね。それが夕方には乾いて中まで乾燥するのじゃないかと思うほどでした。
でも下でひろしさん書かれていますが、素焼きの鉢にミズゴケの放熱のメリットを見てやっぱり我が家の夏をポリポット、バークで乗り越えるのは無理かと思っています。
ひろしさんの水遣りは週一で足らす? 私は1回150ccくらいを根元にかけます。鉢の色は変わるでもなく水苔の中を素通りしてます。鉢の周りにカビのようなものが生えているものと無いものがあるのです。生えてないものがちょっと乾燥気味で水不足?水苔が柔らかすぎる?
もう少しきつく巻いたほうが保水の面ではいいのかな?
それともうひとつ。 寄せ植えの胡蝶蘭を頂いたのですが、乾燥してか根っこもほとんど無く葉っぱにも元気が無いのでビニール袋に入れて霧吹きで水遣りをしようと思っているのですが、このとき袋は縛ったらだめですよね?(密封状態) ちょっと位穴を開けておいたほうが良いですよね。直射日光のあたらない日なた。でよかったでしょうか?
宜しくお願いします。
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ひろしさん こたえ>
生産者の栽培温室でも夏には38度くらいになる話は聞いたことがありますが、生産者は今はポリポットにバークが主流のはずですね。
人間の頭の高さが38度棚の上は36度なんてことかも知れませんが、、、最高気温が毎日そんな高いのであれば、バークポリポットなら、毎日午後に冷却をかねて散水するでしょうね。
素焼き鉢にミズゴケで、ミズゴケが湿っていれば風を当てれば気化熱でかなりの冷却効果が期待できますが乾いてしまえば、単なる空冷になりますが、それでも風があるほうが、葉やけに繋がる局部的な温度上昇は避けられますから、葉焼け防止にはなりますね、、、こちらはポリポットにバークでもガラス・ビニル越し直射日光に当てないのですから同じことです。それでもこのわずかな湿っているときの冷却効果の差だけでも夏越しの成績が違う可能性はありますね。
毎日つききりで手入れできる生産者とそうもいかない素人では管理方法は異なって当然、素人は株のご機嫌をを損なわない範囲で手抜きしなければなりませんからね。
私は胡蝶蘭の半分4.5号鉢以下は全部庭のキウィの棚の下にぶら下げます。遮光は80〜90%くらいになるかと思います。降雨があってもなくても一週間にいっぺん見回って乾いていれば水遣りします。
カトレア類はカエデの下50%くらい、デンドロは11時まで直遮光に当たる風通しの良い場所。 栽培室内は最高35度くらいにしかなりません。水遣りは鉢に満遍なく施したうえで鉢皿に溢れた水は20分ほどそのままにし、そのあと鉢皿の水を捨てます。その間にミズゴケも鉢も飽和状態(長雨に当たった後と同じ)になるほど水を吸っているわけです。あとはよほどのことがないかぎり一週間そのままというわけです。熱帯夜のように暑いときは夜冷却のためにスプレーしますが年に何回あるか?
ミズゴケがかりかりになると通常の水遣りでは素通りするだけですから鉢皿を使った吸水方法をとるべきでしょうね。
ミズゴケの詰め込みの硬さは株を持ち上げても鉢が抜けない硬さだが鉢を引っ張れば抜けそう、、、というくらいの柔らかさです。
カトレアやデンドロよりは緩めです。あまり硬くつめると根が嫌がってミズゴケにもぐりこんでくれません。 十分な湿度があって根の活動が活発であれば、鉢の表面は白いうっすらとした綿のようなもので覆われます。(共生菌のリゾクトニアの糸状体?)冬になって乾かし気味にすると白いものの上に黒っぽい藻類かカビが覆います。
根の無い・少ない株は空気穴をところどころにあけたポリ袋にいれてぶら下げますが、出来れば根が下にのびられるように株の下にも空間が欲しいです。
針金ハンガーを加工して株を針金にぶら下がるようにしてその状態で穴開き袋に入れる感じですね。胡蝶蘭に限らず、生きた根の全く無いカトレア類のバックから芽と根を出させる場合にも利用できます。
霧吹きはその空気穴から出来るくらいの穴の大きさがあったほうが後々便利です。
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早速のご返答ありがとうございます。
やっぱり、植え替えを決行しようと思います。
素焼き鉢、水苔で。鉢皿を水受けにして20分たったら溜まり水を捨てるんですね。根ぐされが怖くて吊り下げにして水苔の中を素通りしていたんですね。
水分不足、乾燥しているのだと確信しました。 夏場は室外の日陰にぶら下げるのいいですね。我が家は室内のほうが暑いんですよね。
木陰に棚でも作ろうか??? 今年の楽しみが増えました。 |
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ひろしさん こたえ>
棚にするとナメクジが厄介です。
吊金具でぶら下げれば、さすがに金具を渉ってはこないですからまず安全です。
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No.K435 08/04/03
【種類:花芽の相談/】 |
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昨年、11月初旬に出始めた花芽が順調に大きくなり、咲きそうです。カメラの購入も済ませ、本日投稿に挑戦してみましたが、できませんでした。今日は時間が無いので後日、説明書をよく読んで、再度トライします。
これとは別の鉢ですが、中心の新芽が枯れてしまいました。ちょうど3週間前に見つけたのですか、大きくならず、1センチほど出たところで黒くなってしまいました。
その他葉は4枚、元気があまり無い感じです。
芯が枯れてしまったらだめでしょうかね?水遣りの水がたまっていたのか? 残念です。
白色のアマビリスだったのですが。。
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ひろしさん こたえ>
前ピー子さん、こんにちは。 画像は .jpgで保存するのが一般的かと思いますが、画像を添付する場合、コメントを書き終えたあと、「添付File(jpgかgif)」の欄右の参照ボタンをクリックすれば、ご自分のファイルホルダがポップアップしますから、添付したい画像ファイルを探し出してクリックで指定し開くボタンで自動的に画像のタイトルが添付ファイルの欄内に入ります。あとはいつもの投稿と同じです。
中心の葉芽が傷んだとすると、成長点がなくなっている可能性が高いです。
成長点だけがたまたま雑菌で腐っただけであれば脇芽で更新が可能ですが、全体に元気がなくなったのだとすれば、フザリウム病であるかも知れません。
この場合は形成層がやられるので早晩枯れてしまいます。通常は根から感染する場合が多いのですが、根からの感染で成長点まで届いてしまえば手遅れの場合が多いです。
成長点からの逆の感染はあるかどうか私も症例は沢山は見ていないのでわかりません。 とりあえずその鉢には手遅れかも知れないとしても殺菌剤を散布/灌注しておいたほうが良いでしょう。
また他の鉢にも散布/潅注しておいたほうが良いかと思います。
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随分暖かくなってきましたので、植え替えを必要とする鉢をそろそろ植え替えしようと考えています。
殺菌剤の在庫が無いので水苔と一緒に買いに行こうと思っています。
今度はうまく送れるといいのですが。。。
うまく遅れてましたね。ありがとうございます。
殺菌剤は何がいいのでしょうか?
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ひろしさん こたえ>
殺菌剤は、普段の斑点性の病気にはマンネブダイセンが広い範囲のカビ菌に効くのでお勧めですが、フザリウム菌への効果はマンネブダイセンにはないので、今回はオーソサイド水和剤が良いでしょう。仕様にあたっては説明書をよく読んでおつかいください
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ありがとうございます。お礼が遅くなりました。
気になることがひとつ。一番大きなつぼみが咲く前にしぼんでしまいそうです。。(涙) |
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