ひろしさん こたえ>
>左の上から2枚目の葉の変色している部分に、白い細かい粒々が、右の1番下の葉には黒い丸が出てきたのですが何でしょうか?何かの病気ですか?
おそらくこれが畏れていた病気を引き起こす真菌類(おそらく糸状菌)の症状です。「フェンプロパトリンとヘキサコナゾールが入っている物」の散布効果は十分ではないようですね。
フェンプロパトリンは除虫菊と似た成分の穏やかな殺虫成分ですからヘキサコナゾールが有効かどうかが問題なのですが、糸状菌にも有効である記述をネット上の文献ではみましたが、濃度の問題もあるかも知れません。
お求め戴いたものはこれでしょうか?
http://www.rainbow-f.co.jp/search/search.cgi?section=product&key=00000165&action=item_view
だとすると濃度の問題はなさそう(濃度0.002%:通常2%含有のものを1000倍で使用するので濃度は適正)ですから有効な菌の範囲が狭いのかも?
とりあえず再度満遍なくスプレーし、とくにその変色部と粒粒のその後の状態を観察してみてください。拡がらなければ効いているのかも知れません。薬剤の効き方が他の殺菌剤とはちょっと違うらしいことが文献にかいてありました。
胡蝶蘭の葉は肉厚で水分が多く、葉焼けも単純に焦げるのでは無く細胞が死んでも水分が残るので非常に厄介なのです。
今回は被害が大きいので葉の緑の部分はいくらでも残したいし、かといって真菌の繁殖の温床になる葉焼け部分はできるだけ排除もしたいので、とりあえず真菌類の繁殖を抑えられる薬剤が必要になるのです。
ランをお持ちならMダイファーがあればたいていの殺菌はこれで足りるんですがね。
症状が止まって生きた部分と死んだ部分がはっきりしたら死んだ部分は切除して(美観を気にしなければ薄く乾いた部分は切除しなくても良い)切り口には再度殺菌剤をスプレーあるいは塗布しておきます。
|